Bukhara(ブハラ)最後の夜

7/19(Fri)
本当は夕方までは、今日は大したことしてないから久々にBlogお休みでいいかなと思ってたんだけど、夜に素敵なイベントがあったから
書くことにしたよ。

今朝も宿のお母さんがパンとフルーツの朝食出してくれた。
毎日ありがとうございます。他の宿泊者が食ってるところ見たことないんだけど、オレだけなのかな?

昨日の夜から今朝にかけて、なぜかいろんな人からメッセージ。
語学学校で一緒だった台湾人・タイで会った台湾人の旅人・ニューヨークに住む中学からの友達・スリランカで会ったインド人・親とか。
みんなに返信してやり取りしたりして、それからBlog書いたらもうお昼。
まぁ昨日で観光も終わって今日はのんびり過ごそうと思ってたから全然いいんだ。

明日からSamarkand(サマルカンド)へ行くことにしたから、列車のチケットをネットで予約。
公式ホームページから簡単に予約できた。支払いもクレジットカードで。
16:55Bukhara(ブハラ)発・19:21サマルカンド着。2時間半の列車の旅。料金は126,870sum(≒1,586円)。
本当はもうちょっと早い時間に着く列車にしたかったんだけど、この時間の列車が1番安かったからね。
それにここは20時半くらいまで明るいからまぁいっかな。
多分バスのほうが安いだろうからバスも考えたんだけど、一応サマルカンドの後はこの国を離れるつもりでいるから、
ウズベキスタンの列車乗れるのは最後のチャンスだと思って列車にしたよ。

昼間は宿でのんびり過ごしたりちょっと街散歩したりして、夜は毎日通った食堂へ。
もう店員さんも常連さんもみんなオレの顔覚えてくれて、笑顔で握手。オレも常連の仲間入りかな!そんな彼らと過ごすのも今夜が最後。
誰一人英語喋れなくて言葉通じないけど、みんな気さくに話しかけてくれて本当いい店。
今日初めて会ったお客さんがオレのところに来て『もう帰るからこれあげるよ』みたいな感じでほとんど満杯のビール置いてってくれた。
もう温くなっちゃってるし気も抜けちゃってるし、よく見たらちっちゃい虫が泳いでたけど(笑)ありがとう!
タダ酒ほど美味いもの無し!

23時ごろ、そろそろ帰るかなって頃に停電。
しばらく待ったけど電気つく気配ないから、真っ暗な中お会計。
毎日よくしてくれた店員さんや常連さんに『トゥモロウ、サマルカンド』って言って最後のさよならとみんなと記念写真。いい店だった!

外に出ると大通りの街灯はついてるけど、どの家も真っ暗。最後にライトアップ見に行こうと思ってたのに。
でも街灯はついてるから、もしかしたらライトアップもついてるんじゃないかと思って行ってみた。

お〜ついてるついてる!やっぱり綺麗だなぁ。しばらく眺めてた。

で、帰り道。
停電したままの街中・住宅街を歩いたんだけど、スッゲーよかった!

ちょっとカメラの性能が良すぎるせいで実際はここまで明るくはなかったんだけど。
遠くの大通りの街灯とライトアップ以外の街明かりが全部消えてほとんど真っ暗な中、たまたま今日は満月に近い明るい月明かり!
きっと昔の人たちが見てたであろう、ほとんど当時の姿のままの夜の街並みが見れてなんだかタイムスリップしたような不思議な感覚と、
月明かりだけに照らされた街は本当に神秘的で美しかった!

いくつかの偶然が重なって、ブハラ最後の夜に素敵な経験ができたよ!
ま、ここに住んでる人たちにとっては停電なんて迷惑以外の何者でも無いだろうけどね(笑)

 

 
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