Argentina(アルゼンチン)まとめ
2025/10/5〜28、11/3〜10までのトータル1ヶ月ちょっと、Argentina(アルゼンチン)に滞在して感じたことなどなど。
$1≒0.109円(2025/11/9現在)。
- メシ
もう本当高い。屋台とか安いローカルメシとか全然なくて、どこも中級以上って感じで安くても$15,000(≒1,640円)からって感じ。
ハンバーガーセットが$14,000(≒1,530円)とか。
カフェでコーヒー$4,200(≒459円)、サンドイッチ$9,000(≒984円)のトータル$13,200(≒1443円)とか。
とてもじゃないけど外食なんてほとんどできなかった。 - 酒
Buenos Aires(ブエノス・アイレス)ではビール473ml缶$1,000(≒109円)から。パタゴニアはもうちょっと高め。
ワインはどこでも最安で1本$2,500(≒273円)からかな。$4,000(≒437円)くらいまででいろんな種類が楽しめる。
ワインは安いし味もメッチャ良かった。日本にいた時は『ワインといえばフランスワイン』とか思ってて南米のワインなんて買わなかったけど、
オレの口にはアルゼンチンワインすごい合ってるみたいで、一気に大好きになったよ。 - タバコ
オレが買った中で最安は1箱$1,200(≒131円)。有名銘柄はもっと高いと思う。 - その他物価
トマト1kg$5,690(≒622円)、ニンニク1kg$15,990(≒1,748円)、ナス1kg$3,990(≒436円)、タマネギ1kg$1,499(≒163円)。
上記値段はパタゴニアでの値段だから、他の街に比べてちょっと高めだと思う。水はどこも水道水飲んでたからわからないや。
ニンニクはバカみたいに高いな!トマトも高いね。 - 移動
長距離バスはメッチャ高い。半日の移動で10,000円とか、1日の移動で15,000円とか20,000円とか。マジ高い。
オレは1度も乗らなかったんだけど、市バスに乗るには『TUBE』っていうICカードが必要で、これが優秀。
首都のBuenos Aires(ブエノス・アイレス)はもちろん、Ushuaia(ウシュアイア)の市バスもこのカード。
他にもいろんな街の市バスがこのカードを使ってるみたい。日本のSuicaとかのICカードみたいに、アルゼンチンではTUBEカードで
いろんな街のバスに乗れる。今まで行ったほとんどの国では、移動するたびにわざわざその街のICカードを買わなきゃいけないってこと
ばっかりだったから、TUBEカードにはかなり驚いた。さすが元先進国!って思った。 - 金
アルゼンチンペソはスゲー不安定らしく、インフレーションも酷いみたいだしレートもすぐ変わるらしい。
さすがにオレがいた1ヶ月の間にバカみたいに変わったりはしなかったけど、例えばGlacier Perito Moreno(ペリト・モレノ氷河)の
入場料を例に。
オレが行った2025年11月6日では入場料$45,000。この日のレートで日本円に換算すると4,748円。
オレが読んだ誰かのBlogでは、2025年1月に行って、入場料$45,000。値段変わらずだけど、この時のレートでは日本円換算で6,513円だって。
たった10ヶ月でこれだけペソの価値が落ちてるってこと。
さらに2024年5月に行った人のBlogだと、入場料$12,000。日本円換算で 2,040円だって。
たった1年半で入場料が4倍近く、そのくせ日本円換算では2倍にしかなってない。これだけ通貨価値は落ちて酷いインフレってことだね。
そのせいで物価はどんどん上がる。だからオレがここに書いてる金額も、ちょっと時間が経てば全然当てにならなくなると思う。 - ブルーレート
ほぼなし。
€50(≒8,848円)両替して、公式レートだと$82,194になるところが86,500ペソになったから、たった$4,306ペソ(≒463円)だけ
得した計算。
しかも両替所ではぼったくられそうになったし雰囲気も良くないから、こんな怖い思いしてわざわざ数百円得するくらいなら
ちゃんとした両替屋で両替してもらった方がいいなって思った。 - 支払い
ほぼクレジットカードでいけるけど、場所によっては手数料取られる。
それとクレジットカードでの支払いの場合、店によってはパスポートの提示を求められる。でもパスポート持ってなくても写真でもOKだった。
現金が必要なのは、バスの荷物積んでくれる人へのチップと、TUBEカードへの入金くらい。ま、オレは納得いかないからチップも払ってないし
市バスも乗ってないからTUBEカードへの入金もしてないけど。 - 現金入手方法
クレジットカードでほとんど用足りるけど、現金入手には上記の通りちゃんとした両替屋かブルーレートを扱う闇両替屋のみと思って
間違い無いと思う。ATMでのキャッシングに関しては『手数料がバカみたいに高い』『現金が入ってなくていくらかしか下ろせない』って
記事をよく見るし、実際オレが会った日本人に聞いてみても同じこと言ってた。
さらに、オレは1ヶ月間いてキャッシングできそうなATMって1台も見てないんだよね。
銀行内にはATMあるから何店かで試しにカード入れてみたけど、英語表示にならないから全然意味わからないし、
ATMに『VISA』とか『Master Card』なんてロゴがどこにもついてないんだよね。
これってキャッシングなんてできるのかな?ブエノス・アイレスで『近くにATMない?』って聞いたら『外国人はキャッシングできない』って
言われたこともあるし。
他の現金入手方法としては、オレ全く詳しいことわからないけど、国際送金サービス『Western Union』を使う方法。
街中に窓口が結構あるから、それで現金を手に入れ…られるの?(笑)
仕組みを全然知らないけど、これで誰かに送ってもらう?だかなんかで現金手に入れられるらしい。 - 宿
どこもよかったな。パタゴニアは宿代高くて、ドミトリーでも1泊$25,000(≒2,733円)前後かかるところばっかり。
でも、朝飯付きの宿が多いのと、キッチンついてる宿も多くて助かったな。 - 治安
パタゴニアは本当に治安いいね。比較的いいって話は聞いてはいたけど、ここまでいいとは思わなかった。
深夜1時すぎでも1人で歩いてる若い女性がいたりとか。安心して旅ができたよ。
ブエノス・アイレスはあんまりいい話は聞かないけど、昼間は特に問題ないかな。
バスターミナル周りはスラム街だから、そこは注意。バス待ってる間に遠目にスラムの生活が少し見えるよ。
そんな感じかな。
ブエノス・アイレス以外はパタゴニアにいたんだけど、本当に治安の良さには驚いた。今まで行ったどの場所よりも治安良かったかも。
それと、物価の高さにも驚いたね。自分でもアルゼンチンのお金事情について調べたりしたけど、『先進国』から落ちるって
こういう事になるのかと思った。そして日本も同じ道を辿らないかと心配になった。
観光は本当に素晴らしかった!パタゴニアの大自然、氷河、世界の果て…これまでに見た事ない景色ばっかりで感動の連続。
もっと旅したいって思わせてくれた、素晴らしい場所ばっかりだった!
これもやっぱ、治安がいいってのは重要な要素よね。何かに気を配る事なく、安心して観光に集中できるもん。
パタゴニアには住んでみてもいいなって思ったけど、ちょっと物価がね。
アルゼンチン、観光もメッチャ良かったし、経済について考えさせられたりもして、面白い滞在になった。
時間と金があればまた絶対来たい!
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