タンネリ見学

昨日の夜、宿の屋上からのFes(フェス)旧市街の眺めは綺麗だったな。

 

今日は旧市街を散歩。まずは『タンネリ』と言われる、皮をなめす工場の見学へ。フェスで1番見たかった場所。
ま、昨日思いがけず勝手に案内されて小さいタンネリは見たんだけど、自分のペースで見学はできなかったかね。

フェスの旧市街は迷路みたいででGoogleマップ使えないって聞いてた通り、早速ナビが迷子になってオレも迷子。
適当に歩いてたら広場で金属加工してる職人さんがいたから見学。

銅製品かな?デカいのは鍋かな?他にもコップ作ったりしてた。

しばらく歩くと目的のタンネリ到着。Googleマップのレビューによると『No.10の店がいい』ってレビューが多かったから、No.10の店へ。
入り口にいた店員に見学したいと伝えるとミントを渡され『彼について行って』って言われ、革製品が大量に売られてる店を抜けて階段登って
タンネリを見下ろせるテラスへ案内してくれた。
これで色々説明されてチップ取られたって話もあったけど、おっちゃんは『好きに過ごしてね』って言ってどっか行っちゃった。
ってことで1人でのんびり見学。

すごー!!昨日見たのより数倍デカい!そしてスゲー臭い!ミントはこのための臭い消し。

ま、ミントを鼻に当てたところで臭いから結局全然使わなかったけど、そのうち慣れるもんだね。

こりゃかなり大変な作業だろうな!こんなデカい皮を染料に浸したらスゲー重いだろうし、それを何枚も何枚も1日中やるんでしょ?
屈んでる時間も長いし腰キツそう。実際に腰痛用のベルトを巻いてる人も何人もいたね。臭いもキツいし自分も染まっちゃいそうだし。
今でもこんな風に手作業でやってるんだなって思ったし、革製品が高いのもこれ見ると納得。
オレも革製品は好きで…って言っても高いからたいして持ってないんだけど…これ見ると、持ってる革製品をもっと大事に使わなきゃって思ったよ。

臭い中30分くらいタンネリを眺めて、店内へ。

さっきタンネリで染められた革がこうして製品になるんだね。あの作業を見た後だとさっき見たはずの店内の商品も違って見えてくるよ。

Googleマップの口コミでは『店に戻ったら高値で売られそうになった』とか『出る時にチップ要求された』なんて口コミもあったけど、
オレは商品見てても何も言われることなく、店出る時も『ありがとう』って言ったらチップも要求されず笑顔で見送ってくれたよ。

しばらく旧市街の迷路をブラブラ。細い道入るともう自分がどこいるんだか全くわからん。

綺麗なモザイク柄の食器屋さんを見学。

普段はあんまり見ないんだけど、なんか綺麗だなーと思って珍しく見学。

店先に置いてあったコースターを『すげー細かい柄でメッチャ綺麗!』とか思って見てたら店員が出てきて『これは中国製だよ』だって。
失笑しちゃった(笑)
なんてこったい、モロッコのお土産が中国製かよと思ったけど、考えてみれば、例えば浅草の仲店で売ってる『いかにも外国人向けの日本のお土産』
みたいなものもきっとほとんど中国製なんじゃないかね?どこの国行っても同じなんだな。

その後もアチコチぐるぐる回って迷子。面白い街だな。

 

 
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