Las Grutas(ラス・グルータス)からRio Gallegos(リオ・ガレゴス)へ
10/17(Fri)〜18(Sat)
丸1日かけての大移動!
10/17(Fri)Las Grutas(ラス・グルータス)出発
前日に買ったバスチケットは『ANDESMAR』ってバス会社。17日6:55 Las Grutas(ラス・グルータス)発、Rio Gallegos(リオ・ガレゴス)に
翌日18日の5:40着予定。23時間かけての移動。料金は$131,692(≒14,094円)。
宿のオーナーには6:30にはバスターミナルにいたほうがいいって言われたから、朝は4:15起き。こんな早起きなのに昨晩は0:30まで飲んでたから
激ネムだしちょっと酒残ってるし。
荷物まとめて5:30宿出発。さむっ!

まだ真っ暗。

海の方はうっすら朝焼け。綺麗。

真っ暗だし街は静まりかえってるけど、街灯がいっぱい立ってて安心。
宿から4km歩いて6:10、バスターミナル『Terminal de Ómnibus Las Grutas』到着。

40分でこんなに明るくなるんだね。
待合室でバスまち。
予定の6:55を過ぎてもバスは来ず、結局来たのは1時間も遅れて7:55。
朝にこんなに遅れるとイラッとするな。頑張って早起きしたのに。

バス乗車して自分の席行ったらおばちゃんが座ってて、そこオレの席なんだけどって言ったらなんかゴチャゴチャ。
よくわからないけど退く気配なし。近くにいた人があの席空いてるからって教えてくれて、しょうがなくその席へ。バス最後部の座席。
隣もいないから広々使えるのはいいんだけど、どこかでこの席の人が乗ってきたらまたオレが移動しなきゃいけないの?めんどくさいな。
8:05出発。

ラス・グルータスを出るとずーーーーっとこんな景色。パタゴニアはこんな感じなんだろな。ラス・グルータスに着くまでもずっとこんな景色だった。
今回のバスはアタリ。今までWi-Fiありってバスでも実際全然使えないことばっかりだったんだけど、今回のバスはちゃんとWi-Fi使えるし、
座席にはなんとスマホホルダーが。

おかけでスマホ固定してYouTube見れていい退屈しのぎ。
いくつかの街に停車したけど全然オレの席にくる人いなくてラッキー。オレがこのバスのチケット買った時は最後の1席だったから、
絶対どこかでこの席の人が乗ってくるはずなんだけどな。
と思ってたら、運ちゃんがオレのとこ来てスペイン語でおそらく『チケットチケット、この席じゃないだろ』と。
チケット見せたら『この席じゃない、あっちだ』って運ちゃんがもともとのオレの席へ。そこに座ってるおばちゃんとなんか喋った結果
移動しなくていいだって。
オレの前にいた人がたまたまスペイン語喋れるドイツ人で『なんか手違いがあったらしいよ』って教えてくれたよ。多分ダブルブッキングだったのかな?
で、オレが今座ってる座席、調べてみたらどうやら売られていない常に空席の席っぽくて、だから今までも誰も乗ってこなかったんだね。
よくわからないけど、最後までこの席で大丈夫そうでよかった。隣も多分売られてないからずっといないだろうし。ラッキーラッキー。
でも最後にその運ちゃんがさ『イングリッシュ?スパニッシュ?』って聞いてきたから『イングリッシュ』って答えたら
『アルゼンチンはスペイン語だからな』だって。そこだけ英語で。そんなことわかってるわ。感じわるって思ったよ。
オレがスペイン語喋れないのは申し訳ないとは思ってるけどさ、じゃあ旅行するならその国の言葉喋れないと旅行しちゃダメ?
喋れないならこの国には来るなってこと?
そんなこと言ったらオレなんか20ヶ国語も30ヶ国語も覚えなきゃいけないじゃん。しかもたった数日〜数ヶ月滞在する為だけに。
そんなこと不可能だし効率悪いから、世界共通語が英語ってなってんじゃんね。
オレがスペイン語喋れないことは申し訳ない。ほとんどオレが悪い。でも運ちゃんがスペイン語しか喋れないことはいいの?
『アルゼンチンはスペイン語だからな』って、運ちゃんはカケラも悪くないの?悪いのはオレだけ?
日本でも時々『日本に来るなら日本語喋れ』とか言うヤツいるけど、バカ言ってんじゃねぇと思う。
そりゃ日本に長期滞在するとか働くとか、生活しなきゃいけないなら日本語覚えなきゃいけないだろうけど、それだって急にはムリよ。
勉強だけじゃ喋れるようにならないもん。実際に来て長い時間日本人と喋らないと喋れるようになんてならないよ。
ましてや数日旅行するくらいのために日本語なんか勉強できるかってのね。
日本語なんて他の国では一切役立たない言語だし、そのくせ世界1習得が難しいと言われる言語のうちの1つよ。
それを『日本に来るなら日本語喋れ』って。ムリムリ。
運ちゃんもそうだけど、外国人に『来るなら自国語を喋れ』ってのは、自分が英語喋れないことを棚に上げてるし、暗に自分の語学力のなさを
晒してるようなもんだとオレは思っちゃう。カッコ悪い。それなら喋れなくても、出来ないなりになんとかしようとする姿勢の方がよっぽどカッコいい。
ま、オレも偉そうなこと言えるほど英語喋れないし、最近なんて日本語もあやしい気がするけどね(笑)
それにさ、英語が世界共通語だからオレだって英語勉強したんだよ。ちょっとでもみんなとコミュニケーション取れるようにと思って。
それなのに運ちゃんにあんなこと言われると、オレなんのために英語勉強したんだよって感じちゃってスゲー悲しくなるんだよね。
でも、その時の周りの人が親切だった。
近くにいたおばちゃんはオレに何か話しかけてくれて何言ってんのか全然分からないでいたら、他の若者が翻訳アプリで
『スマホは使えてる?Wi-Fiパスワード教えようか?そしたら翻訳できるでしょ?』だって。優しい人も多くてほっこりしたよ。
ま、実際、優しい人の方が多いのは確か。特におばさま方(笑)この運ちゃんみたいなのは稀よ。

Trelew(トレリュー)って街を通過した時はデッカい恐竜の模型。Googleマップの写真では見たことあったけど、実物はマジデカい!
22:30、初めての休憩。ラス・グルータスを出て14時間半!トイレはバスについてるし途中の街でちょっと降りて一服したりはしてたけど、
さすがにしんどいわ。
お菓子買って晩飯代わり。昨日の晩飯以来24時間ぶりに何か食ったよ。
再度出発。2席使えて広々だけど、スンゲー寒い。現地の人も毛布持ち込んでる人いるくらい。荷物になるし、ただエアコンを暖房にしてくれれば
いいんじゃないかね?おやすみなさい。
あ、それと、ここまでに2回、バスに警察が乗り込んできて身分確認と荷物チェック。
荷物チャックは全員じゃなくてランダムに数人だけなんだけど、オレが外国人だからか絶対チェックされる。しかも他の人よりかなり入念に。
なんかウンザリだけど、まぁしょうがないね。
10/18(Sat)Rio Gallegos(リオ・ガレゴス)到着!
日付変わって8:15、Rio Gallegos(リオ・ガレゴス)のバスターミナル到着。
5:40着予定だったから2時間半遅れ。

Googleマップでは『Terminal Rio GALLEGOS』ってとこ。かなり小さいバスターミナル。
地図で見る街の大きさからするともっと大きなターミナルかと思ってた。
ターミナルで次の目的地へのバスの確認してから、予約した宿までは3km弱だから徒歩で。

おーこの街にも恐竜がおる!この辺なんか有名なのかな?
9:10、宿到着!
こんな時間なのにチェックインさせてくれたよ。
しかも今回の宿朝飯付きなんだけど、今日も食っていいって!パンとバターだけなんだけどありがたい!あとオレンジジュースとコーヒー。
せっかくこんな時間に部屋入れたから、午前中は休憩。おやすみなさい。
午後から街へ。

うぉ〜!店やってる!人がいっぱいいる!Las Grutas(ラス・グルータス)とは大違い!
歩いてすぐの川へ。

もうすぐそこが海だから、川の水も引いちゃってるみたい。
川沿いには戦闘機の模型とかボロボロの船とか飾ってあったり、公園もあるし、遊歩道になっててなんかいい雰囲気。


この街は短い滞在の予定。宿はドミトリーの割に高いし、キッチンないから外食になっちゃうし。もともと次の街が大本命で、そこへ行くための
中継で寄ったからね。
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