Sulabh International Museum Of Toilets（スラブ国際便器博物館）

昨日の夜は宿の屋上でビール飲んでたんだけど、途中から向かいにインド人のおっちゃんが座ってきた。
ちょこっと喋ったところでおっちゃんが『なぜ日本はクジラを取るのか』って聞いてきたから『日本は昔からクジラ食うからね』って答えたら
『最悪だ』って言ってきた。『ん〜でも昔からの日本の文化だからね』って言ったら、また『最悪』って答え。
オレはこれにすごいイラっとしちゃってさ。
いろんな国が日本の捕鯨に反対してることは知ってるし、オレ自身数回しか食ったことないし好きでも嫌いでもないから、
別に捕鯨が反対されようが禁止になろうがどっちでもいいんだけど、初めて会ってちょこっとしか喋ってない相手にいきなり日本の文化を
否定されたことにめっちゃイラっときちゃったわけ。

世界にはオレたちが理解できなかったり不思議だと思う文化がいっぱいあるわけじゃん。それをリスペクトする気はねーのか。
その国の文化とか歴史的なこととか知りもせず知ろうともせず、事実だけを『最悪』って言うのはあまりにも安直だと思う。
これがね、身体を傷つけるとか変形するようなことをして、そのせいでたくさんの人が感染症で亡くなってるとか生活に支障が出るような
文化だったら『最悪』って言うのもまだ理解できるんだけど。
リスペクトできなくて最悪だと思っても、それを初見の相手に言うことじゃねーだろ。
じゃあオレがインドに来てインドの悪いと思った文化を言ってやろーか、お前だっていい気しねーだろ。
って思ったわけよ。まぁそんなことは言わずに『最悪』って言われたことに対して『オレはそうは思わない』って言って会話終了。
もうコイツとは喋りたくない。

その後もオレの前に座ってなんか食ってて、『食うか？』とか聞いてきたから『いらない』と答えると
『気を悪くしたか？』って聞いてきたから『うん』って答えておしまい。『なんで？』って聞いてきたけど、答えるとヒートアップしちゃうからシカト。
せっかくのビールが台無しだわ。一人で静かに飲みたかった。

さてさて、今日は気を取り直してお出かけ。起きた時は晴れてたんだけど、その後お昼過ぎまで雷付きの大雨だったから、出かけたのは14時ごろ。
行き先は『Sulabh International Museum Of Toilets（スラブ国際便器博物館）』。
前に地図見てたらたまたま見つけた場所で、Delhi（デリー）で一番行ってみたいと思ってたところ。
いろんな便器が展示してあるんだって。メッチャ楽しそうじゃない！？

宿出てメトロ２本乗り継いで、駅から10分くらい歩いて到着。
門を入ると屋外にインドのトイレの展示がいっぱい。

係りの人が寄ってきて、室内の博物館へ案内してくれて、いくつか便器の説明をしてくれた。

こんな感じで、どこの国の便器でどんな人が使ってたとか。

　

これはどこの国か忘れちゃったけど、普段はここで飯食ったり本読んだりして、トイレ行きたくなったら…

こうするんだって！衝撃！！

他にもこんなオシャンティーなトイレとか近代的なトイレ、各国のトイレの写真やポスターなんかも展示してあった。
博物館自体はすごいちっちゃいし展示も多くないし、隣にある水に関する博物館も合わせて30分もあれば見終わるんだけどメッチャ面白かった！
料金は無料。メトロのマジェンタ・ラインのDashrathpuri駅とPalam駅の間で、Dashrathpuri駅から歩いて10分くらい。
興味のある方は是非。
オレが行ったときは他に誰もお客さん来てなくて係りの人も暇だったのか、色々詳しく説明してくれたよ。

そーいえば行きながら『この博物館の実際のトイレはどんなんなんだろう、きっとメッチャ斬新なんじゃないのか』と思って
是非トイレ借りてみようと思ってたんだけど、すっかり忘れて出てきちゃったよ。残念。誰か行ったら教えて（笑）
でも博物館外のすぐそばに公衆トイレがあったから、博物館ではトイレ貸してくれないかもな。

　
それにしても外でスマホ使えないって不便だな。
いつも出かける時って最初の行き先だけ決めて、あとは出先で調べながら次どこ行くか決めるからさ。
行き先も乗り換えも全部宿で調べてから出発しなきゃいけないってめんどくさい。

本当はこのあと気が向いたら行ってみようと思ってた場所があるんだけど、近くにあったスーパーで汚くなって買い替えたいと思ってた
タオル買ったり、ティッシュとか他にもいくつか買い物してたらもう17時くらいになっちゃって、今日のお出かけおしまい。
またメトロ乗り継いで宿まで戻ってきた。
ってか嫌いな大都会だし、今までアチコチでお寺だの遺跡だの回ってきてるからもうデリーでの観光はこれでいいかなって感じ。
デリーで一番行きたかった場所には行けたから満足！楽しかった！

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