Yerevan(エレバン)からGyumri(ギュムリ)へ

今日からGyumri(ギュムリ)へ。列車で行ってみることにした。

昨日のうちに駅へ行って時間は調べておいた。
Yerevan(エレバン)発ギュムリ行きは毎日7:55・14:25・18:25の1日3本。料金1,400AMD(≒516円)。
金土日のみ9:15の列車もあって、これは2,500AMD(≒922円)。
オレは7:55の列車で行くことに。3時間くらいで行けるらしい。

6:00に起きて荷物片付けてのんびりコーヒー。
もう今日は激ネム。全然寝れなかった。泊まってる宿、綺麗だし設備は良くて悪くはないんだけど、夜になると蚊が入ってくるんだよね。
刺されるの嫌だから布団かぶって寝ると暑いし、かといって手や足出して寝ると刺されるし。
それと、なんでアイツらってわざわざ顔の周り飛ぶんだろね?プーンって音が本当に耳障り。そのせいでほとんど寝れなかった。
首や鼻刺されてメッチャ痒いし。マジ蚊キライ。

7:10に宿出発。駅までは歩いて5分くらい。
駅に着いて無事ギュムリ行きのチケットゲット。
ちょっと待ってると7:30に列車到着。

カッコいい列車だけど、2両編成。思ったより混んでたな。
列車の扉が開いて無事席確保。オレは座れたけど、混んでて座れない人もいっぱい。
なぜか中学生か高校生くらいの若者がメッチャいっぱいいてスゲー賑やか。なんなんだと思ってたら点呼が始まって、たぶん遠足だか校外学習の学生と
かち合っちゃったみたい。先生らしき人が水とパンを生徒に配ってたし。

 

7:55、定刻で出発。
出発して少し走ると街を離れて、ずっと荒野。

列車内では学生が大はしゃぎ。
誰かが持ってきたちっちゃいスピーカーで音楽流してみんなで大合唱。軽く踊ってる子まで。
これ、日本でオレの時代だったら大問題だよね。
先生ブチギレ、スピーカー没収、後日職員室に呼ばれて説教、反省文、スピーカーは卒業まで返ってこないってレベルの事案だと思う(笑)
そもそも今も昔も公共交通機関内で騒ぐ時点で日本ではマナー違反だしね。
でもこの国では先生何も言わないし、他の乗客も文句言わない。文化の違いなんだなーと思ったね。
オレも最初のうちは『若いなー賑やかだなー』くらいに微笑ましく思ってたんだけど、さすがに3時間ぶっ通しでやかましいと、
ギュムリ着く頃には『ウッセー』って若干イライラしたわ(笑)

そんなこんなでちょっとウトウトしたくらいで全然眠れず、11:00ちょうどにギュムリ到着。

駅前にはタクシーの運ちゃんがいっぱいいたけど、珍しく全然声かけられなかったな。
予約しておいた宿までは1kmちょっとだから歩いて宿まで行って、お昼前にはチェックイン完了。
部屋に荷物置いて早速散歩へ。

街は賑やかすぎず静かすぎず、オレにはちょうどいいな。
綺麗な教会とかもあったけど、そういう見どころは明日見て回ることにして今日は適当にブラブラ。

服売ってる店が集まるエリアをブラブラしてたら、奥の方ににひっそりと服直してくれそうな店発見。
タイで買ったシャツがボタンのところ破けちゃってるのと、ボタンホールが広がっちゃってすぐボタン外れるから直したかったんだよね。
前までソーイングセット持ってたんだけどちょっと前に捨てちゃったから、どこか直してくれる店ないかずっと探してたんだ。

店に入っておっちゃんにアプリで『ここは服直してくれる店?』って聞いたら『そうだ』って返事。
『持ってきたら直してくれる?』って聞いたら、シッシッって感じで軽くあしらわれた。スッゲー感じわりーな。
今度は隣のおばちゃんがやってる店へ。
同じこと聞いたら、ちょっと悩んでから『持ってきなさい』だって。
これ、さっきの店もそうだけど、本当は業者向けとかで個人ではやってくれないのかな?でもやってくれるって言ってくれたから、宿戻ってシャツ持って
また店へ。

おばちゃんに服渡して、破けたところとボタンホールを見せて身振り手振りで説明。すぐじゃなくていいよって言ったんだけどその場で直してくれたよ。

なんか直してくれてるの見てたら、死んじゃったばあちゃんが昔よく裁縫して色々作ってくれたり直したりしてくれてたな〜とか思い出して、
懐かしくて涙出そうになっちゃったよ(笑)

ほんの15分くらいで修理終了。お気に入りのシャツがまだしばらく着れるようになってメッチャ嬉しい!
いくらか聞いたら500AMD(≒183円)って返事。
ちょっと安すぎじゃね?と思ったし、細かい金も持ってなかったから1,000AMD(≒367円)払ってきたよ。おばちゃん本当にありがとう!

その後も少し散歩したけど、もう眠くて眠くて宿戻って昼寝。起きたら夕方。晩飯食って今日はおしまい。
シャツ直してもらったのはここ最近で1番嬉しい出来事だったかもな!

 

 
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