タクシードライバーとケンカ
一つ前のブログでダイビングライセンスとった話したけど、今日のその帰りのタクシーでの話。
３日間とも、行きは寮からダイビングスクールまでタクシーで１時間弱、350Pくらい。
帰りはスクールまでタクシー呼べなくて、トライシクルって乗り物で少し大きなショッピングモールまで行って
そこからタクシーで帰ってくる。
トライシクルが150〜170P、タクシーが300P前後。
これがトライシクル。
で、今日の帰りよ。
いつものようにトライシクルでショッピングモールまで行って、そこでタクシー乗ったら運ちゃんが
「道が混んでるから500Pだ」と。
いやいや、メーター使えよって言っても「500Pだ」と。
300で行ってくれって言ったら「400だ」と。
まぁ実際道混んでるなら350Pくらいかかるだろうから、400ならいいかと思って前払いで払ったんだよ。
ところが実際走り始めたら全く混んでない。なんなら300P払った昨日より早く着いた。
イヤイヤおかしいでしょ、金返せよって思って。寮の前でタクシー降りる時に運ちゃんに言ったよ。
『おい！どこが混んでんだよ！全然混んでねーじゃねーか！ふざけんな！』って。
半分演技。少し大袈裟にキレたふりしてみた（笑）
とりあえず日本語でね。まずはキレてるってわからせるためにわざと日本語。
『何？』って言ってきたからその後からは英語で。
『全然混んでないじゃん！昨日も先週も300Pくらいだった。100P返せ！』って。
ま、当然、『無理だ』と。『斡旋してくれた兄ちゃんに100払ってるから返せない』と。
『そんなん知ったこちゃない、金返せ』って言っても『だめだ』と。
名前は？って聞いても教えてくれない。
しばらく揉めてたら、寮のセキュリティの兄ちゃんが出てきて、運ちゃんがセキュリティの兄ちゃんに助けを求め始めた。
オレも兄ちゃん説明して、しばらく３人で揉めたけど結局50P返してもらう事で納得したよ。
最初から100P返ってくるとは思ってなかったから、50Pだけでも返ってきて良かったって感じかな。
ぼったくられた時は日本語でいいからキレたほうがいいっていろんな人が言うけど、それを実感したね（笑）
フィリピンのタクシーってしっかりしてる印象だったけど、未だにこういうのあるんだなって思ったよ。
兄ちゃんからは『次からはちゃんとメーター使ってもらいなよ』って笑顔で言われてさ。
巻き込んで悪かったなって思って、運ちゃんから返してもらた50Pそのまま渡してきたよ。
で、驚いたのはさ、「オレ、英語でもケンカできるわ」ってこと（笑）
もちろん簡単なことしか言えないんだけど、多少冷静ではない状態でも英語がそれなりに出てくることに驚いた。
まぁ他の人から見ればオレのスピーキングなんてカスみたいなもんだけど、それでもオレは嬉しかったね。
今日のは意味のあるケンカだったと思ったよ（笑）
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