マジ!?あのブラジル人!?
そんなにたいした話じゃないんだけど、個人的にメッチャ面白い1日だったから詳しく書こうかな!
長いし文章ばっかりだし読みにくいと思うけど、まぁ気が向いたら読んでおくれ。
昨日のことをBlogにしてる最中に、Langkawi, Malaysia(マレーシア・ランカウイ島)に1ヶ月くらい沈没してた時にお世話になってた
宿のスタッフから久しぶりにメッセージが来た。
彼、年明けにもオレの誕生日にもメッセージくれてるんだよね。
2月のオレの誕生日にメッセージくれてやり取りした時に『宿の他のスタッフにもよろしく伝えてね』って送ったら、
もうその宿での仕事は辞めて2月末にはKL(クアラルンプール)戻るって言ってて残念だなーと思ってたんだ。そんな彼から久しぶりのメッセージ。
元スタッフからのメッセージは
『彼、ランカウイに戻ってきてるぞ』『お前今どこにいるの?』ってメッセージと1枚の写真。
写真に写ってるのはなんといつかのBlogに書いたあのときのブラジル人!スマホ買ってやってその代金約15,000円持ち逃げしたヤツ!
メッチャビビった!
そのスタッフにはその時の事情は全部話してあったし『あのブラジル人がもし戻ってきたらオレに連絡するように伝えて』ってお願いしてあったんだ。
オレ『マジ⁉︎⁉︎⁉︎』『今ベトナム』
スタッフ『彼と話したい?』
オレ『話したいけど、あなたKLに戻ったんじゃないの?』
スタッフ『今ランカウイ。彼はもうお前と連絡取ったって言ってたぞ』うそつけ!連絡来てねーわ!って思ってたらスタッフから電話。
『アイツと話したい?』って聞かれたから『うん』って答えたら『ちょっと待ってて、今から宿行くから着いたらかけ直す』って言われて一旦電話終了。
ってかそのブラジル人スゲー神経してるな!オレの15,000円もだけど、宿代も1泊分払わないでいなくなってるのによくまた戻ってこれたな!
ちょっとしたらまた電話かかってきて、『宿着いた。彼いたから電話変わるね』って言われていよいよあのブラジル人と会話!
ちなみにオレとしては15,000円持ち逃げされたのなんてとっくに忘れてた話で、もう怒りもないし返せって言う気もなし。
彼の一言目は『ダイスケ〜!元気!?』メッチャ懐かしそうな感じ。『元気だよ、お前は?』『元気だよ!』そんなお決まりの挨拶を一通り。
そしたら電話切れた。
オレは彼の連絡先知ってたから電話してみたら彼が出た。あれ?繋がるのかよって思ったね。
ブラジル人『あれ?オレの番号知ってたの?』
オレ『うん。今は日本で働いてんの?』
ブラジル人『うん、大阪でね』
オレ『今は休暇でランカウイ来てるの?』
ブラジル人『そう、タイに行って、その後ここに来た。来週日本戻る』みたいな話をしたところで、彼からあの時のことを謝ってきた。
彼の話だと、KLで新しいSIMは手に入れたけどトラブルがあってどうのこうの〜とか、
連絡したかったけど連絡先わからなくなっちゃっててどうのこうの〜みたいな、もっともらしい言い訳。でも嘘バレバレ。
さっきまでもう怒ってもなかったし金返せって言う気もなかったけど、最初のオレとスタッフのメッセージのやり取りを思い出すと、
スタッフは彼と連絡取れてて、オレのことはちゃんと彼に伝えてくれてるってことでしょ。『アイツはお前と連絡取ったって言ってたぞ』って
言ってたもん。なのに『連絡先わからなくて』って。ウソついてんじゃん。ウソがわかるとちょっとムカついてくる。
それにオレがランカウイ出た時からこれまでずっと、オレとブラジル人のいざこざ覚えててくれて今日こうやって連絡くれたスタッフのためにも
金返せって言わないといけないなと思って、『わかったからさ、金返して』って言った。
すると彼は『もちろん。でもどうやって?』…そうなんだよ、それもあって返せって言う気なかったんだよ。
オレ『1〜2年後オレが日本に帰った時に返して』もちろん返してもらう気はない。でもこれでスタッフへの義理は果たせるんじゃないかなと思って。
そしたら彼が『それじゃダメだ、今すぐ払いたい。わかった、次飛行機乗る時はオレに連絡して。チケットはオレが取ってやるから』だって。
まぁ!なんて上手いこと言うんでしょう!って驚いたわ(笑)
その後も何度か謝られて少し喋って、『インスタ教えて』って言われたから後で送るねって行って電話終了。
直後にメッセージでインスタアカウント送ったら『I have it』だって。ウソつけ!オレのフォロワーにお前はいねぇ!
その後も続けて『飛行機予約する時は教えて』『あの時は本当にごめん』ってメッセージ。
ま、今後もし彼から連絡来たら返信はするけど、もうオレから連絡することはないかな。飛行機予約する時も含めて。信用できないもん。
ってか、インスタだって教えたのにフォローしてこないし、きっとさっきまで連絡してたWhatsAppももうブロックされてんじゃないかな?
で、今度はスタッフにメッセージ。
オレ『彼のこと教えてくれてありがとう』
スタッフ『全然いいよ』『今まで彼からWhatsAppで連絡来てた?』『オレは彼にお前の番号教えてあった』だって。もう、アイツウソばっかじゃん!
スタッフはブラジル人にちゃんとオレの連絡先伝えてくれてるのに、ブラジル人がオレに連絡してるか怪しいと思ってたから
今日オレに『アイツ来てるぞ』って連絡くれたんでしょ。本当にずっと気にしてくれてたんだなって感動したよ。さらに続けて
スタッフ『お前の15,000円、オレが彼から回収しておこうか?で、お前がランカウイかKLに来た時オレが返す』
『彼はウソついてる。前に彼は、あれから1ヶ月後にお前に連絡したと言ってた。しばらくして彼にまた聞いたら、お前の連絡先わからないって言った』
なるほどね、スタッフも自分がウソつかれてるのわかってたから怪しいと思って今日オレに連絡くれたのか。
オレ『ありがとう、でも大丈夫。次オレが飛行機乗る時のチケット買ってくれるって言ってくれたから。ま、当てにはしてないけど(笑)
彼はいつもウソついてると思う。だからあんまり信用してないよ』
スタッフ『アイツは国際的詐欺師だな!』『15,000円回収したほうがいい。そのほうが、何もないより何か意味があるから。お前に』
オレ『ありがとう。でももういいんだよ、正直諦めてた金だからさ…』って言ったけど、もう泣きそうなくらい嬉しい。
金の問題じゃない。そこまで気にしてくれてることが。
だってもともとオレたち、ただのスタッフと客って関係だよ。オレは、彼が何百人も何千人も相手にしてきた客の中のただの1人。
そんなオレと、同じく客のブラジル人とのちょっとした金のいざこざ。
さらにそのスタッフだってもうその宿の仕事辞めてるんだしさ。こんなめんどくさいことほっとけばいいじゃん。
それなのにここまで言ってくれて、やってくれようとしてるなんて。
もう嬉しさのあまり
オレ『わかった、彼から15,000回収して。そしてそれはあなたにあげる。ここまでしてくれたお礼だよ。
オレの15,000円は彼が持ってるより、あなたに使ってもらったほうが価値があるし、オレはそのほうが嬉しい』って伝えたけど
スタッフ『お前のために取っておくから』だって。
スタッフ『明日彼見つけて話する。その時にお前に電話するから、お前からも彼に直接伝えて』
オレ『わかったよ。でも気をつけて、彼が怒って暴力振るうようなら金のことはいいから。怪我はしないように気を付けて』
オレ『ここまでしてもらちゃって本当にごめん。そしてありがとう』
スタッフ『オレたち友達だろ、覚えとけ』
もう泣くわ(笑)
って感じでスタッフとのやりとり終了。
本当にいい人!感動したよ。もしちゃんとお金回収したらきっと、彼のことだから絶対とっといてくれる。
ランカウイは帰国前にできればもう一度行きたいと思ってたんだけど、これで絶対行かなきゃいけない理由ができたな。
もちろん行ったら彼にそのお金はあげるつもり。断られると思うけど。そしたら酒でもご馳走しなきゃ。お金回収できなかったとしても会ってちゃんと
お礼言わなきゃオレの気が収まらない。
実際来週のスリランカ行きのトランジットでKLには行くからその時に会えないこともないと思うんだけど、そんなついでみたいな感じじゃなく
ちゃんと会ってお礼したいから、来週はなしだな。
あとは明日、何事もないことを祈るだけ。
夕方、寝れないくらいガチガチになった身体をほぐしてもらいにマッサージへ。今回のマッサージ師さん大当たりでメッチャ気持ちよかった!
60分で380,000VND(≒2,290円)。身体スゲー軽くなったのが嬉しくて、珍しくチップ50,000VND(≒300円)渡してきちゃった。
宿近くで晩飯食って宿戻ろうとしたら、数日前まで同じ宿にいたスペイン人と遭遇。
『あれー?何やってんの?』って聞いたら借りてたバイク返しにきたんだって。
『具合良くなった?』って聞かれたから『うん。明日から宿変えるんだ』って言ったら『どこ?』って聞かれたから宿の名前伝えたら
『同じ宿だ!』だって(笑)ってことで『また明日!』って行ってバイバイ。
宿戻ってシャワー浴びようと思ったら今度はイングランド人から『元気?』ってメッセージ。
彼、オレがフィリピンの語学学校卒業してから最初に行ったバリ島で、最初にできた友達。今でも時々メッセージくれるんだよね。
『元気だよ!オレも来週スリランカ着いたらメッセージしようと思ってたんだ!』って返信して、今やりとり中。
面白い1日だったよ!1日でこんなに、過去会った人たちと会ったりやり取りするなんてね!
偶然って重なるもんだなって思った1日だった!
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