1泊2日Altyn Arashan(アルティンアラシャン)ハイキング & 温泉! 〜Day1〜

8/15(Thu)〜16(Fri)

Althyn Arashan(アルティンアラシャン)へハイキングに行ってきたぜ!

前日(14日)までにAlthyn Arashan(アルティンアラシャン)へ行った人のBlogを数件読んだり、行ったっていう日本人の知り合いに連絡したり、
宿の宿泊者やオーナーに話聞いたりして軽く下調べはしておいた。
っていっても特にツアーとかの申し込みは必要なく宿も予約なしで飛び込みで大丈夫そうだから、おもにここKarakol(カラコル)から
アルティンアラシャンへのハイキング道への行き方を調べたくらい。
ハイキング自体は片道15km・約5時間の道を行って、1泊して戻ってくる予定。

スッゲー長いBlogになっちゃったから、2日に分けてお届け。まずは往路の8/15から!

8/15(Thu)いざ!Althyn Arashan(アルティンアラシャン)へ!

小さいバッグに1泊分の荷物詰め込んで、デッカいバッグは宿で預かってもらった。
9:20宿出発。歩いてバスターミナルへ。スーパー寄って水とか買って、9:40バスターミナル到着。

カラコルの街中にあるKarakol Big Bazaaar(カラコルビッグバザール)の北側、Googleマップだと『Ak-Tilek Bazaar Bus Station』ってとこ。
ここからAk-Suu(アクスー)って村にある、アルティンアラシャンへの入り口まで行くマルシュルートカ(マルシュ)が出てる。
ちなみにGoogleマップだと『アクスー』ではなくて『テプロクリュチェンカ』って知名になってる。

近くにいたおっちゃんに『アルティンアラシャン』って言うと、どのマルシュか教えてくれた。

誰かのBlogでは『351番のマルシュ』って書いてあったけど案内されたのは『350番』。変わったのかな?
運ちゃんにも確認したらこれだってことだから乗車。
乗車するとすぐに『日本人ですか?』って声をかけられた。
日本人の男性で、オレと同じく1泊2日でアルティンアラシャンへハイキングだって。
運ちゃんが回ってきて運賃支払い。アルティンアラシャンの入り口まで35c(≒60円)。これは誰かのBlogで見た通り。

9:45マルシュ出発。日本人とずっとお喋り。会社のお盆休みを利用してきてるらしく、かなり予定カツカツで大変だって。
『羨ましいです』って何度も言われて、確かにオレはスッゲー贅沢だなと思ったよ。
オレが気にしてる時間なんてその国の滞在可能日数だけだもん。あと金のことだけ。

10:20アルティンアラシャンへの入り口目の前にバス到着。

ここから15km、5時間のハイキング!アルティンアラシャンへはここを右ね!
いざ!出発!!

歩き始めるとすぐに綺麗な景色!

 

10分くらい歩くと分かれ道。どっちだろ?と思ったらぶっ壊れた看板発見。

ここを左ね。
事前に数件のBlogを読んだら『分かれ道を右。後はずっと道なり』って書いてる人と『分かれ道を左』って書いてる人がいて
どっちや?って思ってたんだけど、こういうことね。
バス降りたら最初の看板は右。次の分岐はわかりにくいけど左。よく見ると矢印書いたぶっ壊れた看板があるから。
あとはみんなが言うようにずっと1本道だから迷子にならいでアルティンアラシャンまで行けるよ!

日本人と一緒に歩いてたんだけど、途中で『バテちゃったんで先行ってください』とのこと。
おいおい、まだ30分くらいしか歩いてないぞ。大丈夫かよ?
ちょっと心配だけど、彼とはここで一旦サヨナラ。待っても急かしちゃうと思ったし彼にもオレにも自分のペースがあるからね。
本当にヤバかったらアルティンアラシャンまで行くジープみたいなのが何台も走ってるから、最悪ヒッチハイクして車で行くでしょ。
ってことでここからは1人で。

 

綺麗な景色!緩い登りがダラダラ続いてるだけだからそんなに大変じゃないし、道の隣を激しく流れる川の音が涼しげで気持ちいい!

12:20『アルティンアラシャンまで7km』の看板。

ってことはもう8km歩いたのか。あっという間!
お昼も過ぎたし、近くにちょうどいい場所があったから昼飯休憩。

小川の上に架かるベンチ!雰囲気いいし、木陰で気持ちいい!
昼飯は持ってきたチョコパウンドケーキ。…これってパウンドケーキで合ってる?
木陰で涼みながら小川のせせらぎをききなら、大自然に囲まれて食べるパウンドケーキは…まあまあやね(笑)所詮スーパーの安物だもん(笑)
ちなみにここの近くにユルタの食堂が1軒あったから、昼飯持ってこなくても大丈夫。

13:00再出発。あと7km!
ここから先は絶景だらけだった!

 

14:00『アルティンアラシャンまで1km』の看板。

これ本当かな?昼休憩から1時間しか経ってないのに6kmも歩いてるはずないんだけど。まぁいいや。
事前に読んだアルティンアラシャンへ行ったっていうBlogでは、ここから先は急な上り坂で結構大変らしい。
実際これまでの緩い上り坂に比べるとだいぶ急な坂道だったけど、そんなにヒーヒー言うほどでもないかな。
たいした距離でもないし、ゆっくり登れば大丈夫。

14:30いちばん高くなってるところに到着!

景色眺めながらちょっと休憩。
奥に見える建物やユルタがアルティンアラシャンの宿泊施設。あとちょっと!

Altyn Arashan(アルティンアラシャン)到着 & 念願の温泉!

15:00宿泊施設が集まる辺りに到着!
歩き始めてからここまで15km、休憩挟みながら4時間半。気持ちよかった!

泊まろうと思ってたゲストハウスへ。

Googleマップだと『Altyn Arashan Guesthouse』。Maps Meだと『Arashan Travel Guest House』って宿。
ユルタ宿泊も捨てがたかったんだけど、ここにした理由は宿に温泉があるから!
個室もあるけど高いからオレはドミトリールームで。1泊700c(≒1,206円)。素泊まりだったら結構安いな。街中の宿と変わらない値段。
オレは別途夕飯700c(≒1,206円)と温泉200c(≒344円)もお願いしてトータル1,600c(≒2,756円)。朝食は持ってきたから頼まなかった。
宿泊費は安いけど晩飯は結構高いね。ま、山の中だからね。
宿自体は木製のオシャレなゲストハウス。スゲー綺麗。
それと、山の中だからもちろんスマホの電波は入らない。宿のWi-Fi使いたい人は1日500c(≒861円)。
これにブーブー文句書いてる口コミなんかもあるけど、オレ的には有料で当然でしょと思う。
山に来てまでネット使いたいなんて不粋、どうしても使いたい人は金払えよって、オレは思うな。

荷物置いてそこら辺散歩。

いやー絶景!さすが『中央アジアのスイス』!最高かよ!!

宿へ戻ってさっそく…

ビール!!
そこら辺に数件の売店があるし、宿でも売ってる。1本200c(≒344円)。山価格。
街のスーパーでは80c(≒137円)くらいだからだいぶ高いけど、そんなの関係ない!ここで飲まないわけにはいかないでしょ!

この景色とうまい空気が最高のつまみ!サイッコーにビールがうまい!!

しばらくすると麓で別れた日本人到着。お疲れさん!
彼と喋ったりボーッとしてから温泉の予約。
個室の風呂を時間貸ししてて、他の宿に宿泊してる人も入れるみたいだから時間によっては結構混むかも。
オレは運よく30分後に入れるって。
ちょっと待ってると呼ばれて、カギ渡されて『40分ね』とのこと。念願の温泉へ!

個室だから水着必要なし。スッポンポン!
Vietnam(ベトナム)以来、約5ヶ月ぶりの湯船!さらに温泉なんていつぶりかわからないほど久しぶり!硫黄臭くて最高!
でもお湯はちょっとぬるかった。
オレが入ったのは辺りも寒くなってきた19:30ごろ。多分寒さで冷めちゃうんじゃないかな。
その証拠にチョロチョロ流れてる掛け流しのお湯は結構熱かったし、日が暮れる前に入った日本人にも会ったけど、いい温度だったって言ってたからね。
まぁでも熱いお湯が苦手なオレには良かったし、のんびりずっと浸かってられるくらいの温度で良かったよ。
時間ギリギリまで久しぶりの温泉を堪能!生き返ったぜ!
ちなみにシャワーはなくて蛇口が1個あるだけ。しかも水しか出ないから、体洗うには手桶で湯船のお湯すくう感じだね。

温泉出るとすぐ晩飯。いいタイミング。もちろん飯と一緒に風呂上がりのビールもね!

食堂は結構混み合ってたから、1人で座ってたおっちゃんのテーブルへ。
おっちゃん、どう見ても日本人。一応英語で『ここ座ってもいい?』と聞くと『もちろん』って言ってくれたから向かいに着席して
『どこから来たの?』って聞くと『ブラジル』って返事。
でたよ、このパターン。
絶対日本人だろ!Thailand(タイ)でも日本人なのに『ミャンマー人』って答えてきた人がいたけど(いつもBlog読んでくれてありがとうございます笑)彼と同じパターンかよ!って一瞬思ったけど、『ニッケイ3セイ。ニホンゴチョッッッットダケ』だって。日系ブラジル人、初めて会ったわ!
日本語ちょっとだけとは言うもののほとんど喋れないみたいで、そのあとはずっと英語で会話。

じいちゃんばあちゃんは4人とも日本人なんだって。
『え?じゃああなたの血は日本人ってこと?』って聞いたら『そう』って返事。そりゃーどう見ても日本人だわ。
彼の話だと日本語喋れるのは2世まで。3世4世になってくると日本語喋れない人がほとんどだって。
スゲー不思議な感覚だった。日本人と英語で喋ってるようなもんだもん。

世の中いろんな人がいるんだね、彼は顔も血も日本人だけどブラジル人。
最近連絡取ってる女性もお母さんは日本人、お父さんは中華系マレーシア人。で、国籍はオーストラリアだって。
自分でも『わけわからないわ』って笑ってたよ。
でも、オレにとってはいろんな人がいて面白いなとしか思わないけど、彼らなりの苦労もあるみたい。
日本人顔のブラジル人の彼も『あなたは英語うまいね』って話から、日本に行った時の苦労話を聞かせてくれたよ。
彼は日本大好きで何度も行ってるんだけど、毎回日本人は英語喋れなくて苦労するって。
まぁそれだけなら今まで出会った日本に行ったことがある旅人からもしょっちゅう聞く話なんだけど、
彼の場合は顔が完全に日本人だからいつも日本語で話しかけられるし、でも日本語できないから英語で話すと辺な目で見られるってさ。
そりゃそうだろうね、オレだって日本で彼に英語で話しかけられたら『なんだコイツ』って思うか『オレ外国人だと思われてるのか?』って思うもん。
『次日本に行く時は首からブラジルのパスポートぶら下げときなよ(笑)』って言ったら
『それいいね!パスポート見せびらかしながらブラジル人!って言いながら歩くよ!』だってさ(笑)

他にも、彼の名前は『日本の名前・横文字のミドルネーム・日本の苗字』なんだけど、海外行くと入国で怪しまれることが多いって。
顔は日本人、名前も日本人、でもパスポートはブラジルで海外のスタンプがたくさん押してある。
偽造なんじゃないのかとか、スパイだと疑われて別室に連れてかれたこともあるってさ(笑)

他にもいろんなこと話して面白かった。
日本大好きだからか血が日本人だからかわからないけど日本人のことはかなり理解してて、他の国の人と日本人との違いとか食い物の話とか、
南米のことも色々教えてもらえたし、いい時間を過ごせたよ。結局2時間以上喋ってたんじゃないかな。

外に出てみたけど雲が多くて星はあんまり見えず。残念。雨もポツポツ。
でもま、いい景色や温泉も入れたし、晩飯の時間も楽しかったしね!綺麗な星空なんてこれから先いくらでも見れる機会あるしさ!
素晴らしい1日だった!!

日付け変わった頃におやすみなさい!

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1泊2日Altyn Arashan(アルティンアラシャン)ハイキング & 温泉! 〜Day1〜” に対して2件のコメントがあります。

  1. かが より:

    日本人なのに、外国人のフリする人がいるんだねー。笑
    私も、ベトナムで泊まったときに結構若い女性から日本語で話しかけられて、何処から?って聞いたらブラジル人だった時驚いた。
    彼女は単語は少なかったけど、発音は、まんま日本語だったなー。笑

    1. Daisuke より:

      ほんと、しょうもないことする人がいますね(笑)

      日系ってビックリしますね、顔は普通に日本人ですもん。
      そうそう、オレが会った人は日本語話せなくて英語で会話でしたけど、発音は日本人が話す英語の発音でした!

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