Kazungula(カズングラ)からVictoria Falls(ビクトリア・フォールズ)へ Zimbabwe(ジンバブエ)編スタート!

4/24(Thu)

今回の旅33ヶ国目Zimbabwe(ジンバブエ)編がスタート!
移動自体は大した距離ではなかったけど、ほとんど情報が出てない国境を通れたし、いろんな人の優しさに触れたり珍しい経験もできて
面白い国境越えだったぜ!

 

Botswana(ボツワナ)出国!

次に目指すVictoria Falls, Zimbabwe(ジンバブエ・ビクトリア・フォールズ)はたいして遠くないから、一緒に行く日本人と話して12:00ごろ
出発しようってことに。
ところがもう12:00になるってところで大雨。雨止むのを待って、結局出発したのは14:00。
宿の周りは舗装されてない土の道で、大雨のせいでグチャグチャだし水溜りがいっぱい。
何度も足を滑らせたり、水たまりの中ジャブジャブ歩きながら、宿から1km先の乗合タクシー乗り場にいつもよりかなり時間かかってやっと到着。
乗り合いタクシー拾ってKazungula(カズングラ)のショッピングモールへ。

ここからBotswana(ボツワナ)とジンバブエの国境までは2kmくらい。歩いて国境を目指す。
ちなみに宿がある場所やタクシーで到着したショッピングモールはGoogleマップでは『Kazungula(カズングラ)』。
国境を超えてジンバブエ入ったところは同じスペルで『カジャングラ』。さらにZambia(ザンビア)でも国境の街は『カズングラ』。
同じ街の名前が3ヶ国にあるってのは面白いな。

ショッピングモールから国境に向けて歩いてたら猿やイノシシが普通に道を歩いてる。
ちょっと行ったところに警察があって、ちょうど外回りから戻ってきたパトカーに『どこ行くんだ?』って聞かれ『ジンバブエ』って答えたら
『戻ってショッピングモールでタクシー捕まえて行け』とのこと。『なんで?そんな遠くないでしょ?歩いて行くよ』って答えると
『野生動物がいっぱいいて危ないから。まぁそれでも歩くって言うなら別にいいけど』だって。
まぁそうは言ってもあと1.5kmくらいだし昼間だし大丈夫でしょと思って再び歩いて出発。

道端には『動物注意』の看板があって、本当に象が出るのかな?

数分歩いたところで、今度は通りかかったツアー会社のバンが『国境行くの?乗れよ』って声かけてくれて、『金ないんだけど』って言ったら
『タダでいいよ』って言ってくれたからありがたく乗車。ラッキー!

車の中で話聞いたら、やっぱり国境まで歩くのは危ないって。イノシシや象、ときどきライオンも出るらしい。
マジかよ。おっかね〜。乗せてくれてありがとう!象は出なかったけどインパラは見たよ!

ほんの数分で国境到着。運ちゃんが『そこで出国のスタンプもらって、あっち行けばジンバブエ入国できるよ』って丁寧に教えてくれてお礼言って
お別れ。メッチャ優しい良いにいちゃんだった!ありがとう!

14:55あっさりボツワナ出国。さらばボツワナ!ま、今んとこSouth Africa(南アフリカ)に行く前にボツワナには戻ってくる予定だけどね。

 

Zimbabwe(ジンバブエ)入国!Victoria Falls(ビクトリア・フォールズ)へ!

今回の国境は珍しく2国間で別の建物。ちょこっと歩いてZimbabwe(ジンバブエ)入国のイミグレへ。
歩いてる最中ジンバブエのツアー会社のおっちゃんが話しかけてきて『Victoria Falls(ビクトリア・フォールズ)か?2人で$30(≒4,302円)で
送ってやる』って言ってきたけど、高いと思ったしこの時点では国境越えたら乗合タクシーがあると思ってたからとりあえずお断り。
おっちゃんは『$20(≒2,868円)にしてやる。国境越えたところでしばらく待ってるから、他の車見つけてみて納得いくのがなかったら声かけて』って
言ってくれて、なんか良さげなおっちゃんだなと思いながら一旦さよなら。

敷地内にヒヒがいたよ。

ジンバブエのイミグレに到着。事前に読んだ誰かのBlogだとかなり混んでたって買いてあったけど、オレたちが着いた時はガラガラ。
ジンバブエ入国にはビザが必要。窓口で紙もらって必要事項記入。たいして難しい申請ではなかった。
ビザ代はネットで見た通りUS$30(≒4,302円)。賄賂請求されたりもなかった。それどころか気さくで陽気なおっちゃん。
支払いはドルの他にもユーロとBotswana(ボツワナ)のプラでも支払い可能とのこと。
ユーロだと30€(≒4,887円)、プラだとP450(≒4,700円)。クレジットカード不可、現金のみ。ってことで1番割のいいドルで支払って、
15:20アッサリと無事にアライバルビザゲットしてジンバブエ入国完了!

ここからビクトリア・フォールズまでは70kmくらい。
イミグレのおっちゃんに『ビクトリア・フォールズに行きたいんだけどどうやって行けばいいの?』って聞いたら『ちょっと待ってろ』って言って
その場で誰かに電話してタクシーの運ちゃん呼んでくれたけど、値段聞いたら1人あたり$30(≒4,302円)って言われて高いからソッコーお断り。

国境の周りにはツアー会社のバンがいっぱい停まってるだけで、タクシーは全然いない。乗合タクシーが国境から街まで出てると思ってたんだけどな。
ツアー会社のバンはおそらくBotswana(ボツワナ)へのサファリツアーの送迎のためにここに停まって待ってるっぽい。
一緒にいる日本人がバンの運ちゃんに話聞いてくれたんだけど、『車ないのか?この辺で乗り合いタクシー見つけるのは難しいよ』って言われたって。

移動手段がないならしょうがないから、さっき話しかけてきたおっちゃん見つけて、彼にビクトリア・フォールズまでお願い。
おっちゃん大喜びだった。本当ならここからただ街に帰るだけなのに運よく$20(≒2,868円)手に入るからね。
オレらとしてもタクシー見つからなかったし、そんなに高くない金額で街まで行けるからウィンウィン。おっちゃんのバンに乗って出発!
ちなみにビクトリア・フォールズの宿に着いたら前の宿でも同じ宿にいた台湾人女性と再会したんだけど、彼女はこの国境を2回通ってるらしく、
彼女の話だと、乗り合いタクシーは朝や昼頃ならいるけど夕方くらいになるといないらしい。それと国境からビクトリア・フォールズまで
1人あたり$10は妥当だって。

国境から街までは国立公園になってるらしく、大自然が広がってて象やキリンとかの野生動物がいっぱいいるらしい。
野生動物との事故も多いらしく、つい昨日も事故があったって。
象が道を横切ってたらしいんだけど、本来なら象がいなくなるまで車は停まって待ってなきゃいけないんだって。
それなのに像をすり抜けて通ろうとした車が象を轢いたらしく、象が車の上に乗っちゃって車はペチャンコ。車に乗ってた3人がケガ。
その後象は地元のハンターによって処分されたんだってさ。写真も見せてくれて、象が車に乗ってる写真と、車の上で打たれて死んでる写真も
見せてくれたよ。

しばらく走ってるとキリンが!
乗ってた車はサンルーフがついてる車で、開けてくれて屋根から頭出して、スピードも落としてくれてキリン観察。おっちゃんサービスいいな!

ちょっと上手く撮れなくて見にくい写真になっちゃったけど。他の場所でも何度もキリン見れたよ!

さらに行くと車がいぱい停まってて、何かと思ったらちょうど象が道路横断中!またサンルーフ開けてくれて象観察!

黄色いトラックの横から象の鼻だけ見えてるのわかるかな?
オレたちがここにきた時はちょうど象がいなくなる直前だったからほんの数分停まってただけだけど、隣の車は45分も象の横断待ちしてたって!
スゲーいい経験!
思ったのがさ、『人間は強い』とか『食物連鎖の頂点』とか言ってるし、こんな鉄の塊を作って動かせるようになったりしてるけど、
実際はたった1頭の象が現れただけで、居なくなるまで動かずずっと待ってるしかできない訳よ。
野生生物の強さとか、そういう強さがないと生きていけない大自然の過酷さとかを思い知った気分よ。
人間なんて他よりちょっと知恵があって数が多かったってだけ。たいしたことないよ。

国境を出発してから約1時間の16:30、ビクトリア・フォールズの予約した宿の前まで連れてってくれて今回の移動終了!
1人あたり$10(≒1,433円)でプライベートサファリを経験できた気分でスゲーいい移動だった!おっちゃんありがとう!
他にも国境までタダで乗せてくれたにいちゃんとか、結局乗らなかったけどイミグレの係員のおっちゃんがタクシー手配してくれたりとか、
移動時間としては3時間弱の短い移動だったけど、いろんな人の優しさに触れた国境越えだった!
ほとんど情報がない中での移動だったけどみんなや動物たちのおかげでスッゲー楽しい移動だったぜ!

 

チェックインしてから晩飯調達がてら早速街をちょっと散歩。街の栄えてる場所はかなり小さそう。
今回の宿はキッチンないからお惣菜を買おうと思ってスーパーへ行ったけどもうほとんど残ってなくて、今晩は高いけど宿のレストランで食うことに。
ま、ずっと自炊してたし、久しぶりにちょっと贅沢に誰かが作ったメシ食うのもいいね。
宿戻ってピザとビール頼んで乾杯!

 

Zimbabwe(ジンバブエ)のお金など

今日はスーパー覗いてみただけだけど、どの商品もUS$表記。一応現地のお金もあるらしいけど、どこでも$で支払いできるみたい。
宿のレストランではクレジットカードで払ったけど、機械で$か現地のお金か選べるようになってて、店員は$を選んでた。

時差は日本とは−7時間。ここの前にいたBotswana(ボツワナ)と一緒。

 

 
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