トゥクトゥクドライバーと飲み会

昨日(3/28)の夜の話。

Sigiriya Rock』のBlog書き終わって、チェックしてアップしようかなって時にこの街で知り合ったスリランカ人から
『飲みに行こうぜ』ってメッセージ。
彼、オレがこの街に着いて散歩中に話しかけてきたトゥクトゥクの運ちゃんで、日本人好き・日本大好きなんだって。
ほんのちょっとだけ、単語2〜3個並べたくらいの日本語も喋れる。
『必要な時連絡して』って言われて連絡先交換してたんだけど、Colombo(コロンボ)のトゥクトゥクで痛い目見てるし
今までの経験でもトゥクトゥクドライバーなんてロクでもないのが多いと思ってるから、正直連絡する気はなかった。
日本語で話しかけてくる時点で疑ったほうがいいってのはバックパッカーの掟みたいなもんだしね。そんな彼から『飲み行こうぜ』ってメッセージ。
最初は断ろうかとも思ったんだけど、もしかしたら普通にいいヤツかもしれないし、1回痛い目見たからって何でもかんでも疑ってかかって断ってると
現地人との触れ合いもなくなって旅の楽しさ半減するなとも思ったから行ってみることにしたよ。

オレがした返信は『いいけどあんまり金ないよ』。彼からは『ビール1本Rs750(≒377円)。自分のは自分で買うから』って返事。
金額的には妥当。コロンボの酒屋で見た500缶のビールが300円ちょっとだったからね。田舎なこと考えればこんなもんかなって感じ。
金額も確認できたし、自分のは自分で買うって言ってるから、これでボッタクリみたいなこと言ってきたらブチギレればいいしさ。
『OK!じゃあ行こうか』って返信して、ちょっとすると彼が宿まで迎えにきてくれた。
途中彼の友人も拾って、酒屋へ。『ここで待ってて、買ってくるから。旅行者は高く買わされるかもしれないから』って言われてトゥクトゥクで待ち。
う〜ん怪しい…。ちょっと待ってると大瓶のビール持って戻ってきた。大瓶でRs750(≒377円)だったら納得だけど
実際後でいくらって言われるか…。
別の店でつまみのメシも買って彼の家へ。

到着した彼の家は大通りからちょっと入った自然の中の静かな場所。
星がめっちゃ綺麗に見えるし、なんと蛍がいっぱい飛んでる!オレ、蛍って見たことなくてずっと見たいって思ってたんだよね!
満点の星空と飛び交う蛍。スゲー幻想的で感動!蚊もメッチャ多かったけど(笑)

3人で乾杯。

久しぶりにカレー味じゃない物食べた(笑)

田舎だからガソリンが高いとかの田舎ならではの生活の大変さとか、〜kmごとにメンテが必要だっていうトゥクトゥクドライバーの大変さ、
日本で金稼いでここに戻ってきてゲストハウスやりたいっていう彼の夢とか、他にもスリランカのこととかも色々知れて楽しかったよ。
彼は『悪いことをすると生まれ変わった時に幸せになれない。今いい事をすれば生まれ変わったら幸せになれる』っていう仏教の教えを話してて、
その時の彼の顔や目を見て、こいつは悪いことするヤツじゃないなって思ったよ。

22時ごろお開き。『ビールいくら?』って聞いたらRs750(≒377円)って返事。よかった、最初言われた通り。
メシの分もあったからRs1,000(≒502円)支払って、宿まで送ってくれた。

トゥクトゥク降りる時に『ここの後Kandy(キャンディー)に行きたいんだけど、どうやって行くかわかる?』って聞くと
『バスでDambulla(ダンブッラ)まで行って乗り換えれば行ける』らしい。多分これが1番安く行ける。それと
『1日に1本だけ、ここからキャンディーまでの直通バスが出てる。朝6:30発』とのこと。
これは宿のお母さんも教えてくれた行き方。お母さんの話だと値段は多分Rs1,000(≒502円)くらいじゃないかなって言ってた。
彼の話では値段はRs500〜600(≒251〜301円)くらいじゃないかな、Rs1,000しないと思う、とのこと。
どっちにしろそんなに高くないし、これで行ってみようかな。直通なのはラクだし、ネットにこの行き方はあんまり出てないから試してみたいな。
ま、もう1日この街にいるから考えてみよっと。

そんな感じのトゥクトゥクの運ちゃんとの飲み会。普通にいいヤツだった。行って良かったと思ったよ。
『日本語で話しかけてくるヤツはあやしい』とか言うけど、何でもかんでも疑ってかかるのも良くないね。
日本人からボッタクるために日本語覚えたってクズもいるだろうけど、彼みたいにいつか日本に行きたくて日本語勉強してるって人も大勢いるからね。
大丈夫かどうか、自分でちゃんと見極めなきゃなと思った夜だったよ。

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