火葬場

宿近くのアッシガートからずーっとガンジス川沿いを北側へ散歩。

こうやって階段になってて川に降りられるところをガートって言うらしいんだけど、どのガートも大勢のインド人がガンジス川で沐浴してた。
若い子達はキャッキャ騒いで楽しそうにしてたよ。

しばらく歩くと火葬場に到着。
Varanasi(ヴァラナシ)では必ず来たかった場所。
屋外にあるこの火葬場で、毎日大勢の方が火葬にされるんだって。
ここで火葬にしてガンジス川に遺骨を流すのがヒンドゥー教徒にとって最大の幸福らしい。
オレが到着したちょうどその時も、組んだ薪の上に布に包まれたご遺体を乗せて、ちょうど火をつけるところだった。
近くにはこれから火葬されるであろうご遺体も数体。
この後街を歩いてた時も、2度ほど遺体が運ばれていくのも見た。

不思議な場所。
屋外で誰でも見られるようになってる火葬場。そこで焼かれる遺体と川に流される遺骨。
そのすぐ近くでは騒ぎながら沐浴する人。クリケットをして遊ぶ若者。凧揚げしてる子供。川辺でのんびり過ごすカップル。
『生』も『死』もここにはある。『生』から『死』へ続いてる、流れてる。このガンジス川のように。
偉大な川だな、ガンジス川。

なーんてね。たまにはちょっと真面目に思ったわけよ。
他にも言葉にできない思いがいっぱい。
ここ、生死感が変わるよ。

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