Aurangabad(アウランガーバード)からVaranasi(ヴァラナシ)へ 〜Day1〜
5/27(Mon)
Ellora Caves(エローラ石窟群)もAjanta Caves(アジャンタ石窟群)にも行ったし、宿も明日チェックアウトだから、今日は明日からの準備。
一応数日前から次は『Khajuraho(カジュラーホー)』に行こうと思ってた。
ここから先はVaranasi(ヴァラナシ・バラナシ・ワラナシ・ワーラーナシー)を目指したくて、でもメッチャ遠いから、
間でどこか1ヶ所寄ろうと思って選んだ場所。
小さな町なんだけど、結構大きな遺跡があるみたいでね。
午前中は、果たしてここでいいのか、他にもいい場所はないかとか、カジュラーホーまでのバス調べたりとか。
でもここAurangabad(アウランガーバード)から1本でカジュラホーまで行けるバスって無いみたい。
午後、バスターミナル近くにいくつか旅行代理店があるから話を聞きに行ってきた。
1軒目、カジュラーホーに行きたいと伝えると、調べもせず速攻で売り切れって言われた。
2軒目、調べてくれたけどウチでは取り扱ってないって返事。
3軒目、結構親身になって色々調べてくれた。
とりあえず列車で行くなら、ここアウランガーバードからManmad(マンマド)まで行って乗り換え。
で、忘れちった…ナントカって街まで行ってそこからローカルバスで行ける、とのこと。
ただいろんな時間の列車のチケット調べてくれたけど、どれもキャンセル待ち状態。
便によってはキャンセル待ちの人数少ないから多分取れると思うけど、約束はできないよ、とのこと。
『バスは?』って聞くと、ここから夜行バスでIndore(インドール)→Bhopal(ボーパール)→カジュラーホーと、2回も乗り換えるらしい。
一応オレもスマホで調べたら、ここからボーパールまでのバス見つけたけど、それでも1回は乗り換えしないと行けない。
どっちにしても結構大変。
ちょっと予定考え直すよって言って店出てきた。おっちゃん、親切に色々調べてくれてありがとう。
とりあえず宿へ。
どーすっかな、カジュラーホーやめて別の所にするかなとか、まぁ決まらなければ最悪ここにもう1泊すればいいかとか考えてたら
同じ宿の日本人も戻ってきた。
彼はこのあと北の方に行くって言ってて、彼もチケット買いに外出してたみたい。
チケット買えた?って聞いたら
『買えました!北の方はやめて列車でヴァラナシ行くことにしました!今日の夜にはもう出ます!』とのこと。
なにー!オレは遠くて無理だろうと思ってたヴァラナシ?しかも列車?
彼にルートや所要時間、行った旅行代理店の話を聞いて、ちょっと考えてみた。
オレは元々はここからヴァラナシ目指したい。でも遠いからと思って中継に選んだのがカジュラーホー。
じゃあカジュラーホーにそんなに行きたいかと言うとそうでもない。それに行くの大変だし。
列車ってのも魅力的。メッチャ乗ってみたいと思ってたんだけど、India(インド)の列車って随分早く予約しないとチケット取れなくて、
行き当たりばったりなオレにはそんな早くから予定立てて予約取るなんてでできないから列車は諦めてたんだけど、まさか空きがあるなんて。
考えた結果、オレも直接ヴァラナシ目指すことにした。
ただ、彼は今日の夜出発だけど、オレはもう1日後にしたい。明日までこの宿とってあるからね。
早速彼に教えてもらった旅行代理店へ。
おっちゃんにヴァラナシに行きたいと伝えると調べてくれたんだけど、案内されたのは彼と同じ今日の夜発の便。
『明日の夜出発の便ない?』って聞いたら全く同じ時間で明日の便を案内してくれたからそれに決定。
28日23:25アウランガーバード発、日付変わって深夜1:45マンマド着。
3時間待って4:45マンマド発、約23時間後の30日深夜3:35ヴァラナシ着って便。28時間の大移動!
日本人の彼とは1日違いで同じルートを辿ることになるね。
チケット購入の紙におっちゃんに言われた通りに記入。
外国人は駅の窓口に行かないとチケット買えないらしく、記入した紙持ってアウランガーバードの駅へ行けだって。
先にチケット買った日本人に聞いた通り、親切なおっちゃんだったよ。
3km歩いて駅到着。窓口に並んでると、オレの後ろに並んでたはずのインド人のおっちゃんがいつの間にかオレの横へ。
そしてオレの番になるとオレより先にカウンターに申込書出そうとしだしたからブチギレ。
『おい!お前はオレの後ろだろ!』って言ったら素直に『そうだね、キミが先だ』って言って引き下がったよ。
一応、割り込みは良くないって意識はあるのかな?でもその罪の重さの認識の度合いが日本人とは違うんじゃないかなって感じたね。
今回はたかだか割り込みだけどさ、この『罪の重さの認識の度合いが違う』ってのは難しい問題だなと思った。
例えばスリや強盗・殺人とかって、国が貧しかったり貧困な人が多いから、こういう犯罪が起きるのかね?
きっと『スリ・強盗・人を殺すことがどれほどの罪なのか』って認識のレベルが違うんだろうなと思ったよ。
犯罪が多い国って、『悪いことだけど、これくらいのことみんなやってるし』って思ってる人が多いんじゃないのかな?
…なんかオレの頭じゃ上手く書けないけど…。まぁなんとなく察して(笑)
ま、とにかく、たかだか割り込みでここまで考えさせられたって話ね。
受付が、書いてきた紙を見ながらまずはマンマドからヴァラナシまでのチケットを発券。Rs3,250(≒6,125円)。
長距離なのと、寝台列車の『2A』っていう上から2番目のグレードのシートだからこの値段。
チケットを受け取って『で?ここからマンマドまでのチケットは?』って聞いたら
『今日の夜だね?』って聞かれ、『いや、明日の夜だよ』って答えたんだけど
『え?だって今渡したマンマドからヴァラナシまでのチケットの列車に乗るなら今日の夜ここ出ないととダメじゃん』って返事。
は?っと思って渡されたチケット確認したら、出発が28日4:45になってる!
説明難しんだけど、とりあえず大本の原因は代理店のおっちゃんの日付の勘違い。
『29日に変更して』って言ったら『手数料でRs2,000ナンボ(≒3,700円以上)かかる』だって。
もうしょうがない、諦めて今日の夜出ることにした。
ここからマンマドまでのチケットも購入。こっちは『SL』っていう、寝台列車の1番下のグレードでRs210(≒395円)。
ってことで結局同じ宿の日本人と一緒の列車で今日の夜出発になっちゃった。
ま、インド初列車だから心強いと言えばそうなんだけどね。
本当は明日やりたいこともあったし、約1ヶ月一緒に旅したフランス人とはここでお別れだから、明日早めにバーにでも行って
ゆっくり喋ってお別れしたかったんだよね。
また3km歩いて宿戻ってフランス人にそのことを話して、しばらくしたら彼もMumbai(ムンバイ)に向けて今日出ることにしたって。
もうその後はバタバタ。
19時、本当は明日やろうと思ってた、明日で期限が切れるSIMカードのトップアップをやろうとしたら案の定できなくて、
通信会社のショップに行ったり、それでも上手くいかなくて同じ宿のインド人に手伝ってもらったり。
ヴァラナシ着いてスマホ使えないはヤバイから、どうにかなってよかったよ。
20時ごろみんなで近くで晩飯。
21時、フランス人が先に出発。みんなでハグしてお別れ。
約1ヶ月間、本当にありがとう!!この後の日本楽しんで!オレもフランス行ったら絶対連絡するよ!
オレらも22:30宿出発!
22:45アウランガーバード駅到着。
もうすぐ23:00だってのにスゲー人!
駅前やホームで寝てる人もいっぱいいたよ。インド!って感じ!!
あと、どことなくオシッコ臭い(笑)
プラットホーム確認してしばらく待ち。
23:15、オレと彼は車両が違うから『マンマドでまた』って言って、それぞれの車両が着く辺りへ移動してまたしばらく待ち。
列車は23:25の予定だったけど全然来ないなー。
待ってる間にお別れしたフランス人の友人からメッセージ。
『楽しかったよ!寂しくなるね』って。泣きそうになっちった。
〜〜〜続く〜〜〜
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